「ジョンQ最後の決断」のネタバレあらすじ結末

映画「ジョンQ最後の決断」のネタバレあらすじを結末まで解説しています。まだ映画を観ていない方は「ジョンQ最後の決断」のネタバレあらすじに注意ください。

 

予告動画

ジョンQ最後の決断の主な出演者

ジョン・Q(デンゼル・ワシントン)、グライムズ警部補(ロバート・デュヴァル)、ターナー医師(ジェームズ・ウッズ)、ジョンの妻デニーズ(キンバリー・エリス)、ジョンの息子マイク(ダニエル・E・スミス)

ジョンQ最後の決断のネタバレあらすじ

【起】- ジョンQ最後の決断のあらすじ1

追い越しを繰り返しながら急いで走る車がいました。運転手は26歳の女性。大型のトラックを追い越そうとすると反対車線から来たトラックにぶつかります。彼女は亡くなってしまいます。
会社の都合で半日しか働くことができなくなったジョンは朝早く目を覚まします。外に出ると妻デニーズの車がレッカーで運ばれていきます。銀行からの支払いが遅れていたのです。
デニーズに怒られるジョンは金を手に入れるために仕事を探します。友人のジミーと仕事の面接に行きますが、雇ってもらえませんでした。
息子のマイクは自分のお小遣いを使っていいよと言います。心優しい9歳の子供です。ある日マイクは野球の試合に出場します。ヒットを打ってベースを踏みに走っていると突然倒れこみます。
ジョンは救急車を待っていられず、自ら車で病院にマイクを運びます。マイクは意識不明の重体でした。マイクは一命をとりとめますが、容態は極めて深刻です。

【承】- ジョンQ最後の決断のあらすじ2

ジョン夫妻はターナー医師から病気の説明を受けます。処置する方法はなく、移植手術をするしか助かる方法が無いと言われます。
移植手術を申し込もうとすると、ペイン院長が多額の手術費について説明します。ジョンが加入している会社の保険がきかないと言われます。
保険会社にジョンは話しを聞きに行きます。僅かな金額なら支払えると言われてジョンは怒ります。しかし、結果は国の制度等を利用するようにと保険会社に言われるジョンでした。
ジョン夫妻は国の制度で手術費の負担をお願いしに行きます。結果は駄目でした。その間もマイクの寿命は尽きていこうとしていました。
家にある家具や車、宝石など全て売りに出すジョンでした。友人達からも融資を受けます。それでも移植手術の費用には到底足りませんでした。
ジョンはデニーズからマイクが退院させられると聞かされます。ジョンは最後の決断をします。ターナー医師を銃で脅して病院に人質をとって立て籠もったのです。

【転】- ジョンQ最後の決断のあらすじ3

人質の多くは病人でした。ジョンは無料で彼らを治療するように医師達に言います。
警察が駆けつけて病院を包囲します。責任者はグライムズ警部補でした。グライムズはジョンの要求を聞きます。それはマイクを移植手術を受けるためのリストに載せることでした。
病院の周囲は市民とマスコミで大勢いました。ジョンはマスコミにもマイクに関して相談をしていたのです。
グライムズはデニーズに説得してもらうように頼みに行きます。しかし、デニーズはジョンの味方で交渉に応じようとはしませんでした。
ペイン院長がリストに載せることを言うと、デニーズはジョンに電話をかける事に応じます。
事件を聞いて警察の本部長がやってきます。彼はジョンを射殺するようにグライムズの指示を無視して行おうとします。
デニーズからの電話でマイクと話すジョンでした。愛する息子との会話はテレビを通して全国に流れます。マスコミが警察の監視カメラの映像をジャックしたのです。
ペイン院長は最初はリストを載せるのは嘘と言っていました。しかし、映像を見て本当にリストに載せます。
本部長の指示で動いた警官は映像が流れている事を知りませんでした。通気口から侵入してジョンを狙撃します。失敗に終わり、狙撃してきた警官を逆に捕まえるジョンでした。

【結】- ジョンQ最後の決断のあらすじ4

警官の解放を条件にジョンは息子を手術室に運ぶことを要求します。グライムズは応じることにします。
ジョンはターナー医師に自分の心臓を使うように言います。彼は自殺するつもりなのです。最初からジョンの銃には弾が入っていませんでした。自殺するために一発だけ所持していたのです。
ジョンが自殺する瞬間にデニーズが駆けつけます。それは奇跡的に適合する心臓が見つかったのです。その心臓は冒頭でトラックとの事故で亡くなった女性でした。
ジョンは人質を解放します。人質の一人が好意からジョンの格好をします。本部長は間違えて連行します。本物のジョンは手術をデニーズと見守っていました。
気づいていたグライムズがいつでも良いから手錠を自分でかけるように言います。そしてマイクの移植手術は成功します。
捕まったジョンは裁判にかけられます。殺人未遂の罪は問われませんでしたが、監禁罪は問われてしまいます。元気になった息子にさようならではなく、またねだよと言ってエンディングとなります。